2014年06月09日

石灰石鉱山見学案内

 石灰石はセメント、鉄鋼の原料となり、テクノスケープの素と呼ぶにふさわしい鉱物資源である。石灰石は国内で自給自足でき、各地でその採掘現場を見かけることができる。石灰石鉱山は山を削り地底を目指す露天掘りであることから、産出現場自体が地球の都合と人の都合の摺り合わせという、テクノな景観を生み出してもいる。
鳥形山鉱山

 重機の往来や発破による危険性、また周囲に森林を残すという規制等により、我々が石灰石鉱山を間近に眺めることは困難であるが、有り難いことに一部の鉱山では展望台の設置や一般公募での見学会が行われており、採掘現場を目の当たりにすることができる。

 以下では、我々一般の者でも見学が容易な石灰石鉱山について、Photosynthを用いた現地のパノラマ写真とともに紹介する。現地には、是非双眼鏡を持参あれ。

 まず、ふらりと訪れて敷地内に入ることができる石灰石鉱山は、八戸鉱山ぐらいであろう。

・八戸鉱山 (青森県)

Photosynthを閲覧できない場合はこちら

 八戸キャニオンと呼ばれるすり鉢状の採掘現場のへりの部分に展望台が設けられており、発破の時間帯を除く昼間に開放されている(無料)。
 八戸鉱山の底は現在海抜-170mであり日本で一番低い地上の場所ということであるが、緑化が進んだためか深くなりすぎたためか残念ながら展望台から最深部を望むことは出来ない。視点場はこの展望台のみ。しかし、眼前で地下へと落ちていく人工的な巨大な穴の迫力はここならでは。
 自動車であれば展望台への道程で巻き上がる石灰にまみれるところも臨場感があってよい。が、二輪車の場合は全身が白くなる覚悟が必要。


 事前の申込が必要なツアー形式であれば、以下の伊佐鉱山、津久見鉱山、香春鉱山を見学することができる。

・伊佐鉱山 (山口県)

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 伊佐鉱山は、宇部・美祢・山陽小野田産業観光推進協議会による「大人の社会派ツアー(産業観光バスツアー)」の「セメントの道」というコースで見学することができる(有料)。
 当ツアーでは、採掘場所の中を通ることはないが、展望所から露天掘りのすり鉢の全体と、絶え間なく往来するダンプトラックを見下ろすことができる。視点場は展望所1箇所のみ。また、バスで展望所に辿り着くまでに通る宇部興産伊佐セメント工場の敷地内の眺めも迫力がある。
 バスにより日本一長い私道である宇部興産専用道路を通り、巨大な興産大橋の通行やそこを走る専用トレーラーの見学ができる点も、当ツアーの大きな魅力。まさしくセメントづくしの産業観光である。
 また、旅行代理店のツアー商品に当鉱山の見学が組み込まれることもあるようだ。


・津久見鉱山 (大分県)

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 津久見鉱山は、毎年10月下旬の週末に津久見市で行われる「ふるさと振興祭」の鉱山見学会で見学することができる(無料)。応募方法は「市報つくみ」の10月号等に掲載されるので、10月初頭に津久見市Webサイトを確認するとよい。
 当ツアーでは、展望所に至るまでの道中で採掘現場の中をバスで通り、鉱山が稼働していなければその場に降り立って重機の見学ができる。露天掘りの切り立つ白い壁の高さを実感できるのは、このツアーならではであろう。
PA276773
 当鉱山は胡麻柄山という津久見市市街地の背後の山の上にあり、展望所に向かって高度を上げるにつれて眼下に市街地が見えてくるところなどは観光道路顔負けの優れた眺めである。展望所からは、採掘現場はもちろん、セメント工場、採掘現場からセメント工場にまで石灰石を運ぶベルトコンベア、及びセメント工場から出荷する港まで石灰石の一連の流れを見下ろすことができる。
 また、津久見市には、セメント工場の中を通り抜けるかのような一般道や、当鉱山及びセメント工場を眺める多数の視点場等、ツアーの前後の楽しみも多い。夜景もまたよい。ツアーによる見学の時間は短いが、石灰石鉱山を見学するならまずここ、と言える。


・香春鉱山 (福岡県)

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 香春鉱山は、毎年5月及び11月に行われる香春町観光協会主催の「香春岳(一ノ岳)山頂見学と史蹟探訪ツアー」で見学することができる(有料)。応募方法は香春町Webサイトに4月、10月あたりに掲載される。
 当ツアーでは、一ノ岳の山頂全体を平に削り取ってできた採掘現場の外周に沿ってバスでぐるっと1周し、この間の、採掘現場全体を見下ろす場所、香春町を見下ろす場所及び重機を見学する場所の3箇所でバスを降りて見学を行う(2013年11月開催の回の場合)。各場所での時間に余裕があり、ゆっくりと眺めを楽しむことができる。
 一ノ岳は麓から見てもあらあらスパッとやっちゃいましたねという特異な容姿をしているのだが、山頂はまたこれが想像通りの潔さで思わず笑顔になる程。これはもう、石灰石とか鉱山とかに興味が無くても見学に行くべきである。
 近所には旧炭鉱にまつわる見どころが多く、白ダイヤと呼ばれた石灰と合わせて、黒ダイヤと呼ばれた石炭について見学して回るのも良い。
香春岳
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2013年09月16日

立山トンネルウォーク&黒部ダム内部見学ツアー

2013年9月8日からの1泊で立山黒部アルペンルートで行われた、トロリーバス用の立山トンネルを歩き、黒部ダムの内部を見学できるツアーに参加してきた。

このツアーは、立山町や立山町観光協会が企画し、観光庁の「官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業」に選定されたモニターツアー。
星に一番近い駅 もうひとつの立山がそこにある!」と称している。

日程は、1日目夕刻に立山トンネル内を歩き、その後ホテル立山で夕食及び宿泊、2日目午前中に、黒部ダムの内部を見学して解散というもの。

ちなみに立山トンネル内を歩くツアーは、2011年の立山黒部アルペンルート開通40周年のときに行われたことがあるようだ。黒部ダムの内部見学は、黒部ダム完成50周年記念として今年に入って何回か行われている。

さて、ツアーの様子。
1日目。
16時に室堂駅集合の後、トロリーバスにて大観峰駅へ。トロリーバスの営業終了後の立山トンネル内およそ4kmを、所々立ち止まってガイドさんの説明を聞きながら1時間半をかけてゆっくりと歩く。

まあ、歩くだけなんです。立山トンネル入口。


今は使われていない雷殿駅。

鉄道関係に詳しい人だと、ガイドさんの説明以外にもいろいろ見るべきところがあるんだろうなあと思いながらずんずん歩く。

しばらく行くと、緩いクランク状に屈曲した部分が現れる。

ここは難工事を極めた破砕帯の手前で、計画では真っ直ぐ掘るはずだったのだけれども、掘りやすいところを求めた結果、このように屈曲したとのこと。

その破砕帯の箇所は、照明が青くなっている。

この距離を掘り進めるのに、13ヶ月かかったということである。

破砕帯を過ぎると、トロリーバスがすれ違う場所に出る。

ここは立山の峰というか尾根というか、の直下でもあるそうだ。奥の青いところが破砕帯の箇所。

さらに歩いて、室堂駅に到着。立山町のらいじぃが迎えてくれた。

ちなみにらいじぃ、その体格から立山黒部アルペンルートで乗れない乗り物があるそうだ。立山町から黒部ダムまで行けないらしい。

この後は、室堂駅直結のホテル立山で一泊。


2日目。
黒部ダムへ。

関西電力の人の説明を受けながら、ダムの上から中へ移動。関西電力のマークはボルトのVとアンペアのAの組み合わせなんだそうだ。

旅行の説明には、監査廊というダム本体の内部に作られている通路を訪れるとはあったが、さらにキャットウォークに行けるという。これは嬉しい。
キャットウォークというのは、下の写真において、ダム本体の下流側の切り立った面に沿って張り付いている水色の通路。


金属探知機を用いた検査を受けた後に、エレベータでダム本体の一番上の部分から中程の高さにまで下りて監査廊に入るのだけれども、監査廊は撮影禁止。幅1.2m程の狭い通路で、ダム本体の湾曲に沿って滑らかに曲がってるわけではなくて、短い直線を繋いで作られている。型枠の細さとか古い感じ。

そして、ダムの左右の中央ですよというところで、命綱をつけてキャットウォークに出ると。
黒部ダム キャットウォーク
どどーん。
うおおお、放水してるところの真横じゃないですか。水かぶり席。

これはよい場所だ。ダム好きじゃなくてもお金取れる。
頻繁に見学会を行うわけには行かなくても、ここからの眺めをWebでライブ中継ぐらいして欲しい。高解像度で。

と、ダムの見学が終わったところで、ツアー担当の方からの
「黒部ダムは長野県ではなく富山県にあります。」
との言葉でもって解散。なお、ここから室堂駅に戻る運賃はツアー費に含まれている。


大都市圏発着1泊2日の今回の行程のパッケージツアーとなると、トンネルとダムしか見ないわけで手を出しにくいと感じる人が多いと思うのだけれども、現地集合解散ならば他の目的地を含む個人旅行に組み込みやすい。今回のような感じで、現地発着の特殊な場所を訪れるツアーが増えて、かつその情報が広く知れ渡るようになると良いなと思う。

話は逸れるが、ツアー会社のWebサイトにおける各商品への辿り着き方というのが独特で、あれは一種の検索除けになってしまっているのではないだろうか。ふるい落としをしたいという意図があるのならば仕方がないが。

今回のツアー、室堂駅集合解散で、オプションとなる黒部ダム内部見学を含めて1人26,000円〜という価格は、夏山と紅葉の間の隙間とはいえホテル立山の1泊2食付きであると考えれば安い。
今回はモニターツアー故の安さなのだろうけれども、アルペンルートの営業が終わらないとトンネル内は歩けないのだから、現地で1泊はしなければならないわけで、開催側にも得るものはそれなりにあるのだろうし、なんとか価格を抑えて次回以降も開催して欲しいものだ。ダムとか鉄道が好きな人に対する魅力は大きい。


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2013年04月19日

20130601 大阪 御舟かもめ貸切クルーズ 参加者募集

△ 2013年5月31日15時更新
現在の参加予定者数(それぞれ定員10名)
 第1便:8名
 第2便:満員


来たる2013年6月1日(土)、
御舟かもめさんの素敵な船で大阪の水路をゆくクルーズ2便を下記内容にて行います。

どなたでも参加可能です。

■第1便 (下記地図上、赤のライン) 淀川・赤川鉄橋クルーズ
6/1(土)
15:20〜
八軒家浜〜毛馬閘門〜淀川(赤川鉄橋・菅原城北大橋)往復
〜17:10
・料金: 貸切料25,000円を参加者数(最大10名)で割り勘
・集合/解散場所: 八軒家浜船着場(京阪天満橋駅近く)


■第2便 (下記地図上、青のライン) 都心ナイトクルーズ
6/1(土)
19:20〜
八軒家浜〜中之島一周〜東横堀川〜道頓堀川〜湊町船着場
〜21:10
・料金: 貸切料25,000円を参加者数(最大10名)で割り勘
・集合場所: 八軒家浜船着場(京阪天満橋駅近く)
・解散場所: 湊町船着場(湊町リバープレイス)


より大きな地図で 20130601 大阪・淀川&都心ナイトクルーズ を表示

第1便は、毛馬閘門を通り、この秋に歩道が撤去される予定である赤川鉄橋をくぐります。
第2便は、日没後に出発し、まず水辺のライトアップの整備が進んだ中之島を一周、その後に閘門である東横堀川水門を通って、上空に阪神高速が通る東横堀川を進み、最後に道頓堀側に入ります。

参加希望の方はメールにて
・どの便を希望するか(1便、2便、両方)
・参加希望人数
を記載のうえ下記アドレスまで連絡ください。
trashcan530@gmail.com

受付は先着順。定員に達しない場合は、出航まで受付。

問い合わせは、上記メールアドレスか、Twitter ID: @mechapanda まで。
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2012年08月13日

万内川砂防公園

新潟県砂防発祥の地とされている万内川砂防公園。
http://www.pref.niigata.lg.jp/jouetsu_sabou/bannai_park.html

上記リンク先「芝生広場 すべり台もあり、幼児に人気」という写真を見ると、どうもすべり台が砂防堰堤の形をしているようだ。気になる。しかし検索しても大きな写真が見つからない。というわけで、見に行ってみた。




おお、これは砂防堰堤を意識した形であるに違いない。

谷になっている中央部が砂場になっていて、左右斜面が表面の粗い、いわゆるズボンが破れるタイプのすべらないすべり台となっている。




この広場には、遊具と呼べるものはこのすべり台しかない。
砂防公園を名乗るからには、砂防にちなむ形状のものしか置かないということだろうか。

案内表示用の看板の足下も、砂防堰堤風だ。



そしてこの万内川砂防公園には、砂防模型水路というものもある。砂防堰堤のミニチュアで、遊びながら砂防事業について学習ができる、というのが謳い文句だ。これも見なければ。


おお、鋼製格子型の砂防堰堤だ。上流にはコンクリート製のスリット型砂防堰堤。どちらも透過型だが、これだけ?

いや、

下流には、草に隠れて鋼製の枠内に石を積めた不透過型の砂防堰堤が設置されているではないか。草に埋もれているのは、建設から月日の経った状態であると理解すればよろしいか。

この横にもう1本水路が設けられていて、階段工みたいな部分があったのだが、これも砂防模型?

石積みのようで、コンクリート表面に設けられた模様であるところは、まさしく近頃の砂防施設っぽいのだが。

現地にはこの砂防模型水路についての説明が無かったのが残念だ。この水路は、遠足等の学習イベント時に口頭での説明と共に使用されることを前提としているのだろうか。
多少の知識があれば、これらがあるだけでも面白いのだけれども、不親切すぎる。どのように使用されることを想定して作られたものなのか、説明書きが欲しかったところだ。
posted by メカパンダ at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月09日

土木アート砂防ダムめぐりツアー

8月5日は、小谷村観光連盟が企画、実施する「小谷夏の探検ツアー」のうちの1つである「土木アート砂防ダムめぐりツアー」に参加してきた。
http://www.otari-kanko.net/green/#tour10


夏の小谷村をバスと徒歩でまわって見に行くのは、

砂防ダム(砂防えん堤)。

当該ツアーの募集Webページにおける説明文を示すと、
### 以下、引用 ###
『造形が美しく力強さを感じる砂防ダム。円柱形やジャングルジムのようなもの。ガイドの案内で色々な形の砂防ダムをめぐります。』
・参加費
 4,900円 昼食付き
・スケジュール
 小谷村役場(8:30)⇒ブロックえん堤⇒鋼製格子枠えん堤⇒昼食⇒セルえん堤⇒リングネットえん堤⇒スーパー砂防えん堤⇒小谷村役場(16:00頃)
### 引用、以上 ###

昼食以外全て「えん堤」。ツアー名、説明に偽りなし。川崎工場見学ツアーなのに川崎大師に連れて行かれるようなことがないのだ。砂防えん堤めぐり一本で満足させるという自身の現れであろう。頼もしい。

さて、このツアーの実際はいかに。

使われるバスは、底が高く4輪駆動。雪国では当然なのかもしれないが、しかし行く先の道の状態への期待が高まる。
ガイドさん曰く、「砂防に関して全くの素人であるので、それぞれの砂防ダムについて突っ込んだ解説はできないが、砂防ダムに近寄って、見て、触れて楽しんで欲しい」とのこと。素晴らしい。そんなことが言えるなんて、小谷村の砂防ダムめぐりはめぐるだけで楽しいに違いない。

上記スケジュールでは5箇所に訪れることになっているけれども、実際には以下の10箇所の砂防施設を訪れた。なお、当記事での登場順は、実際のツアーの訪問順と異なっている。

1. 床固工
砂防と聞いて思い浮かぶのは、上のような感じのものだろう。凹形状のコンクリートの塊。
だが、凹形状でも、なかにはスリットや穴が設けられた形状のものもある。

2. コンクリートスリットえん堤


3. スーパー暗渠えん堤
これらは、普段は川の土砂や生物を堰き止めず、大量に土砂が流れてくる異常時にはこの穴が埋まって土砂を堰き止めるという、「透過型」の砂防えん堤。

なお、これらの表面には岩か石垣っぽい模様(修景模様等と呼ぶらしい)が付いているが、これは景観に配慮したものだという。
次のものもそうだ。

4. 高落差流路工
おお、石張りだね。

残念、模様でした。

灰色の平面であるよりも陰影があるほうが威圧感が減るとは聞いたことがあるけれども、直線的外観のものに模様をつけたことで周囲の自然の景観に配慮しましたというのは、さすがに無理があるように思われ、その強引さが面白い。ちなみに、公園の階段等に使われている表面が茶色の樹木のような模様のブロック(擬木ブロック)を全体に貼り付けた砂防えん堤もあるようだ。
そんなに無理しなくてもいいんじゃないかと思いつつ、こういう修景の努力を見ていくのは、個人的には好きである。

が、砂防事業は緊急に行われる場合や、危険な場所で行われる場合が多々あり、そんな修景なんて考慮してられない、というのが次。

5. コンクリートブロックえん堤
かっこいい。安全な場所でブロックを予め作っておき、危険な場所での作業はブロックを積み上げるだけとしてできるだけ短期間で建設しようとして考えられた形式。修景が面白いとか言いつつなんだけど、コンクリートのブロック群にはかなわないですな。修景とか要らないでしょ、という具合にかっこいい。このまま緑に埋もれていくのは、なかなかいいようでもあり惜しいようでもあり。

次は、輪郭はよくある砂防えん堤だけれども、何か違う。

6. 鋼製格子枠えん堤
コンクリート壁と格子状の鉄の部分の複合で、よくある凹型の砂防えん堤の輪郭を形作っているところが不思議。透過型の場合、水を流すための上端中央部の凹みは不要であるように思えるが、積雪と関係があるのだろうか。

違う形の鋼製格子枠えん堤も見る。

7. 鋼製格子枠えん堤


その格子の中。ステキ。「見て触れて」に偽りなし。

鋼製の枠を用いたものは、透過型だけでなく、中に石を積めた不透過型のものある。

8. 枠えん堤

石の詰め方がいい。

以上は、それぞれ違いはあるものの、その輪郭にいわゆる砂防えん堤っぽさが残っているのだが。
どーん

9. セルえん堤
鋼矢板を筒状に並べてできた枠(セル)内に、土石を詰めたもの。希な存在だ。
土留め! これでイイじゃん。修景とかこれで全て解決!




そして、さらに希なのがこれ。

10. リングネットえん堤
鋼製ワイヤの網で流れてくる土砂を止めようというもの。網で止めるとか、話に聞くだけでは信じがたいのだが、実際に止めていて、おぉー。

おおぉぉ。

と、以上のように、小谷村にある多種多様な砂防えん堤を巡る大変に面白い経験であった。

砂防施設は、どんなものがどこにあるという情報が豊富にあるわけではないし、近寄れない場所にあることも多い。今回のように、一度に異なる種類のものを実際に回ってみるというのは、思いついたとしても個人で行うには下調べが大変であり、なかなかにハードルが高い。そんなことを、このツアーではほぼバスに乗っているだけで実現できるのだ。

まだ申込が間に合う日程もあるので(予定されているのは8月19日まで)、ちょっとでも興味がわいたらすぐさま参加すべきである。
ちなみに、昼食はおいしかったです。
運転手さんの素晴らしい運転技術も堪能できます。


それにしても、小谷村にはこれだけ違う形態の砂防えん堤があるぞ、なんて発想がよく出てきたものだなと思う。さらには、砂防えん堤押しどころか、砂防えん堤だけのツアーを企画し、実際に募集するに至ったことに関しては、ただただ賞賛の言葉しか浮かばない。
この夏以降のこのツアーの開催や、さらに発展したツアーの開催に期待したい。

なお、このツアーはこの形態で今後も開催されたらいいなと思うのだけれども、砂防に頭の中が占領されるだけに道中の小谷村の地形と砂防の関係が結構気になった。工事事務所で行われるような砂防事業の学習といった型になる必要は無いのだけれども、小谷村の地学や、地元の人の経験談等を取り入れたガイドツアーが加われば、ジオパークみたいになっちゃうんじゃないかとも思う。

ともかく、素敵なツアーを開催して頂き、ありがとうございました。

最後に、明日8月10日の深夜には、一緒に参加したtakaneさんによるこのツアーに関してのニコニコ生放送があります。
今週金曜日はニコ生です「砂防ダムめぐりツアー」 - 「まずまずのダム日和」
砂防気になるーと言う方は是非ご覧あれ。

posted by メカパンダ at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

2012年5月12日 大阪都心ナイトクルーズ参加者募集

△ 5月11日13時 更新
  現在の参加者数は 6名 です。


来たる5月12日(土)に
御舟かもめさんの素敵な船で大阪の水路をゆくクルーズを下記内容にて行います。
どなたでも参加可能です。

・日時: 5月12日(土) 18時20分発、110分間
・発着場所: 八軒家浜船着場 (最寄り駅「天満橋駅」)
・コース: 下記地図の黒色のコース
・料金: 貸切料30,000円を参加者数(最大10名)で割り勘

 日没をまたいで中之島を一周し、その後、夜のとばりの下りた道頓堀へと向かいます。
 当日の日没時刻は18時50分。刻々と表情を変える大阪都心の水辺風景を堪能できるでしょう。

参加希望の方はメールにて参加希望人数を記載のうえ
下記アドレスまで連絡ください。
trashcan530@gmail.com

受付は先着順とします。定員に達しない場合は、出航まで受付ます。

問い合わせは、上記メールアドレスか、Twitter ID: @mechapanda まで。

なお当日、私は御舟かもめさんの定期航路である、
ドボククルーズ1及び2にも乗船します(下記地図の赤及び青のコース)。
皆様、こちらでもご一緒しましょう。


より大きな地図で 20120512-13 大阪 を表示
posted by メカパンダ at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月31日

IHIMU呉工場で建造中の起重機船

現在、株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドの呉工場では起重機船を建造中。
というのを、こちらのブログで知ったので見に行ってみた。
新年早々、起重機船に動きがありました! - Carpenguinのブログ - Yahoo!ブログ

まずは高いところから。


L-3601という船名で、船籍はシンガポールなのであろうか。


呉には遊覧船があるので、船に乗って海側から見てみる。




ジブの先っぽは完成したら簡単には見られないですな。




フック。900tまで吊れるフックが4つなので、この起重機船は3600t吊り。


L-3601というのは、この起重機船を所有する会社での3600t吊りの1番目ということかもしれない。
真ん中にいる緑色のクローラクレーンの運転席との比較で、フックがどれだけ大きいかがわかる。

なお、上図のクローラクレーンと緑色のフックとの間に「深田」と言う文字がある。
深田サルベージ建設株式会社の起重機船には、
上図のように4つのフックを色分けしているものがあることからすると、両者の関係はありやなしや。
posted by メカパンダ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

20110730-31 大阪乗り回しクルーズ 参加者募集

△変更: 7月15日23時
第2便の出発時刻の誤記訂正。誤)10:20→正)10:00


△変更: 7月29日9時
参加予定者数(それぞれ定員10名)
・第1便:10名
・第2便:10名
・第3便:9名
(第1便、第2便に申し込みいただいた場合はキャンセル待ちとなります)


来たる7月30日(土)、31日(日)、
御舟かもめさんの素敵な船で大阪の水路をゆくクルーズを下記内容にて行います。

いずれのコースも飲食物持ち込み可。猛暑を舟のデッキで楽しくやり過ごしましょう。

■第1便 (下記地図上、緑のライン)
・日時: 30日(土) 13:20発、110分間
・料金: 貸切料30,000円を参加者数(最大10名)で割り勘
・発着場所: 八軒家浜船着場
・コース: 御舟かもめさんの「うたたねクルーズ」。
     大川から毛馬閘門を通って、広い淀川までを往復します。

■第2便 (下記地図上、茶+赤のライン)
・日時: 31日(日) 10:00発、180分間(途中休憩20分間あり)
・料金: 貸切料40,000円を参加者数(最大10名)で割り勘
・発着場所: 八軒家浜船着場
・コース: 御舟かもめさんの「ドボククルーズ」拡張版。
     大阪名物アーチ型水門3つを全てくぐります。
     その他、橋、ジャンクション、渡船場等々、大阪独特の水辺風景を巡ります。

■第3便 (下記地図上、ピンクのライン)
 日時: 31日(日) 13:20発、110分間
 料金: 貸切料30,000円を参加者数(最大10名)で割り勘
 発着場所: 若松の浜船着場
・コース: 今回の野心的コース。
     観光目的ではまず行かない城北川を行けるところまで行ってみます。


より大きな地図で 20110730-31 大阪乗り回しクルーズ を表示

以上、参加希望の方はメールにて
件名に「大阪クルーズ参加希望」と記載の上、
本文に「参加を希望する便(複数可)」と「参加希望人数」を記載して
下記メールアドレスまで連絡ください。
trashcan530@gmail.com

受付は先着順とします。

問い合わせは、上記メールアドレスか、Twitter ID: @mechapanda まで。


30日(土)の第1便の後には、野田真外さん監督のDVD 「大阪静脈」の発売にちなむ上映イベント及びナイトクルーズが行われます。
http://kawamoe.blog67.fc2.com/blog-entry-74.html

こちらにも参加して、大阪の水路を乗り潰しましょう。
posted by メカパンダ at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月17日

20110528-29 大阪可航水路乗り潰しクルーズ 参加者募集

来たる5月28日(土)、29日(日)、
メジャーコースから探検コースまで、御舟かもめさんの素敵な船で大阪の水路をゆく4つのクルーズを下記内容にて行います。

いずれのコースも、飲食物持ち込み可。舟のデッキで水面から眺める大阪を楽しみましょう。

※27日16時追記
 悪天候が予想されることに伴い、全便中止となりました。


■第1便
・日時: 28日(土) 16:20発、110分間
・料金: 貸切料30,000円を参加者数(最大10名)で割り勘
・発着場所: 若松の浜船着場
・コース: 御舟かもめさんの定期コース「ドボククルーズ」。
     橋、ジャンクション、アーチ型水門等々、大阪独特の港湾風景を巡ります。

■夜便
・日時: 28日(土) 18:50発、90分間
・料金: 貸切料25,000円を参加者数(最大10名)で割り勘
・発着場所: 若松の浜船着場
・コース: 日没直後の道頓堀、日が暮れた後の中之島、夜の大阪都心部を一周します。

■第2便
・日時: 29日(日) 11:20発、110分間
・料金: 貸切料30,000円を参加者数(最大10名)で割り勘
・発着場所: 若松の浜船着場
・コース: 御舟かもめさんの定期コース「うたたねクルーズ」。
     大川から毛馬閘門を通って、広い淀川までを往復します。

■第3便
 日時: 29日(日) 14:20発、110分間
 料金: 貸切料30,000円を参加者数(最大10名)で割り勘
 発着場所: 若松の浜船着場
・コース: 今回の野心的コース。
     普段観光目的の船が通航しない城北川を行けるところまで行ってみます。


より大きな地図で 20110528-29 大阪可航水路乗り潰しクルーズ を表示

以上、参加希望の方はメールにて
件名に「大阪クルーズ参加希望」と記載の上、
本文に「参加を希望する便(複数可)」と「参加希望人数」を記載して
下記メールアドレスまで連絡ください。
trashcan530@gmail.com

受付は先着順とします。

問い合わせは、上記メールアドレスか、Twitter ID: @mechapanda まで。
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2011年05月08日

ソニー 新旧ブロギー 360度撮影の比較

 船での動画撮影で毎度使用しているソニー“Bloggie”(ブロギー)の新型を購入したので、私の使い方である2時間ぐらいの長時間の360度撮影に特化した比較を以下に示す。新型どうなのよと思っている人は参考にしていただきたい。

・前置き
 以下においては、2011年に発売されたMHS-TS20Kを新型、2010年に発売されたMHS-PM5Kを旧型と称するものとする。

 まず前置きとして、ブロギーによる360度撮影の手順を説明する。
 ブロギーでは、いきなりパノラマ風の画像が得られるのではなく、撮影した段階では下図に示すように画面上で丸く周囲360度が映った画像が得られる。


 これをPCで変換用のソフトウェアを用いて変換すると、ぐるっと引き伸ばされて下図のようなパノラマ風になる。
 この、撮影後にPCを用いた変換が必要な点は、旧型も新型も同様である。
 また、このように引き延ばす変換を行うことによって、変換後の画像は細かいところがはっきりと映らないものとなるし、斜めの線がギザギザになる。これも、旧型も新型も同様である。

・新旧の変更点
 さて、360度撮影に関わる旧型から新型への変更点を挙げてみると、主に以下の5点である。
1.バッテリの内蔵化(旧型は交換可能)
2.フラッシュメモリの内蔵化(SDかMS→内蔵8GB)
3.撮影する動画の高解像度化(720p→1080p)
4.撮像素子の変更(高感度化)
5.変換ソフトウェアの変更

 これら変更点5点のうち、1〜3は、長時間の撮影を行う場合には欠点となり得る。
 旧型では、記憶容量が一杯になった場合にはメモリカードを交換すれば撮影を続けることができたが、新型ではできない(変更点2)。加えて、高解像度化したことにより新型のファイルサイズは旧型に対して2倍以上となり、容量不足に拍車がかかる(変更点3)。
 バッテリについても同様で、新型ではバッテリを交換することによって撮影をより長く続けるということができない(変更点1)。なお、ブロギーはUSB経由で電力を受けながら動作することができるので、この変更点はそれほど深刻ではない。

 以下に、各変更点について実際に使ってみての感想を述べる。

・変更点2:フラッシュメモリの内蔵化について
 新型では、90分〜100分程度の360度撮影で記憶容量が一杯となる。旧型は交換するメモリカードが尽きるまで撮影可能だ。

 改悪であると言わざるを得ない(私の使い方では)。
 これは、360度撮影の解像度が変更できないという仕様がいけないのだとも言える。新型でも旧型と同様の解像度に落として撮影できれば、8GBでも180分程度の撮影ができる。アップデートで360度撮影の解像度変更に対応してほしい。
 なお、加えれば、PCへの転送も遅い(新旧どちらも)ので、ファイルをPCへ転送してブロギー内のファイルを消去した後に撮影を続けるという手段をとることは難しい。

・変更点2:バッテリの内蔵化について
 新型は、気温10度程度の環境で、フラッシュメモリが一杯になるまで(90分〜100分程度)360度撮影を行うことができる。

 この点は不満がない。これ以上の動作時間を望む意味がないからだ。

・変更点3:高解像度化について
 新型のほうが旧型よりも細かいところまでよく映るが、買い替えるほどでもない。

 下に示す動画が、新型と旧型で同時に撮影した比較である。
 開始から1分52秒ぐらいまでの高架道路の曲線部分あたりを見ると、新型のほうが、斜めの線のギザギザの程度が小さくなり、細かいところまで映っていることがわかる。が、この程度の変化だ。新型において変換前の動画が高解像度である影響は、変換後の動画に良い方向に表れているのだが、新型でも大した画質ではない。旧型の変換後の画質を受け入れることができない人は、新型でも同様だろう。
 またはっきりとは言えないが、新型は色調がおかしくなることがまま見られる。

・変更点4:高感度化について
 明らかに良くなっている。

 下に示す動画の1分52秒以降が、車の天井にくくりつけて夜間に撮影した結果である。
 旧型は、暗い場面でフレームレートを落とし(秒間15コマ)シャッタースピードを長くしているが、新型は、暗い場面でも明るい場面と同様のフレームレート(秒間30コマ)のままである。これは、旧型のほうがカクカクと景色が流れており、1コマに映りこんでいるLED照明の明滅回数が多いことから、なんとなくわかるだろう。そして、旧型よりも新型のほうが暗いところまでよく映っている。暗い場所で動きのある場面を撮るのであれば、断然新型が良い。
 わがままを言えば、新型でも旧型のようにフレームレートを落としてシャッタースピードを長くし、より暗い場面に対応する撮影モードがほしい。

・変更点5:変換ソフトウェアの変更について
 新型の変換ソフトウェアの出来は最悪だが、機能の改善は著しい。

 旧型では、変換時に変換後のパノラマ動画の中心となる方角を変えることができなかった。すなわち、旧型では撮影時のカメラ本体の姿勢と、変換後の動画の中心となる方角が常に一定であった。これに対し新型では、変換時に変換後のパノラマ動画の中心となる方角を自由に変更することができる。
 旧型の使用経験者でないと分かりにくい話なのだが、大きな改善である。旧型では、撮影時のカメラ本体の姿勢に神経質になる必要があったし、カメラ本体の姿勢が制限されるためにモニタが見づらい状態で撮影を行わなければならないことがあったのだが、新型ではそれがないのである。これは大きな改善だ。旧型から対応しておけ、という改善ではあるのだが。

 なお、新型の付属ソフトを使用して旧型で撮影した動画を変換することは可能である。また、変換に必要な時間は新旧であまり変わらない。

 ソフトウェアの出来は酷い。新型に付属のソフトウェアでは、変換前の動画ファイルは「マイ ドキュメント」内の専用フォルダ内になければならないし、変換後の動画ファイルはデスクトップ上に保存される。旧型ではそのようなことはない。
 操作性もお世辞にも良いとは言えない。

・結論
新型は旧型に対し以下のような長所を持つ
・少し画質が良い
・暗い場所でも良く映る!
・360度変換時に中心の方角が変えられる!
・録画ボタンが押しやすい

新型は旧型に対し以下のような短所を持つ
・大して画質が良くならない(ファイルサイズが大きいのに!)
・フラッシュメモリ固定(ファイルサイズが大きいのに!)
・フラッシュメモリ容量8GB(ファイルサイズが大きいのに!)

 新型における暗い場所での画質向上と変換時の設定の自由度向上は素晴らしいが、長時間の360度撮影を考えた場合、旧型から失うものが大き過ぎる。明るい場面で長時間の360度撮影を想定する場合、旧型から買い替える必要はない。


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2010年10月04日

2010年11月3日開催 横浜高架橋脚クルーズ参加者募集

屋根の無い船で横浜の高架下を巡るチャータークルーズを下記内容にて行います。

・日程
 2010年11月3日 12時〜14時の2時間程度(荒天時中止)
・発着場所
 横浜市神奈川区にあるUYフラッグさん
http://www.ne.jp/asahi/boatlicence/uyflag/
・料金
 3150円の予定
・予定コース
 子安浜、大岡川、中村川(堀川)
 注)順序未定。当日の天候、潮位、気分等によって大きく変わる可能性有り。


より大きな地図で 横浜高架橋脚クルーズ を表示

・募集人数
 およそ10名
・応募方法
参加希望の方はメールにて件名に
「1103参加希望、n名」
と記載の上、下記メールアドレスまで連絡ください。
なお、件名のnは参加希望人数に置き換えて下さい。(例:1103参加希望、2名)
trashcan530@gmail.com

メール本文の記載の必要はありません。
参加希望者が定員を超える場合、抽選となります。
参加希望者が定員に満たない場合、13日以降開催当日まで先着順で受付します。

・応募締め切り
 2010年10月12日23時
参加の可否は、10月15日中にはメールの返信にて連絡します。


・その他
11月の気候や、船に屋根が無い点、を考慮の上での応募をお願いします。
今回乗る船で快適な人数は18人程度とのことです。私以外に、私から声を掛けた方が数名参加しますので、10名程度と少数の募集となりました。

高架橋脚ファンクラブ(www.kyokyaku.com)非公式ですが、同会会長の田村さんや書記の太田さん参加予定。その他、横浜でなにやらイベントを企む人々も。高架橋脚かエスカレーターかディープ横浜か、クルーズ後にこの辺りの人々と何かやれれば良いなと考えております。
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2010年08月11日

夏のクルーズ第六弾「芝浦ナイトクルーズ」

8月6日は、東京キャナルネットワークさん(Twitter ID:@tokyocanalnet)主催の「芝浦ナイトクルーズ」に参加してきた。



船は素敵なこれ。

小型の船の場合、潮をかぶることはそれなりに覚悟すべきなのだが、特にこの船は甲板が低く前方に衝立が全くないため、それなりの覚悟では足りない。濡れることを前提とすべきである。


より大きな地図で 芝浦ナイトクルーズ を表示

今回は、浜離宮から南へ向かい、タワーマンションがそびえる芝浦アイランドあたりをぐるっと回る所要時間およそ1時間のコース。途中、首都高速、ゆりかもめ及び東京モノレールの高架と併走したり交差するのが魅力だ。もちろん橋や水門も多数くぐりながらビルの谷間を行くわけで、都市部水路の醍醐味満載。
一番上に示したのは首都高速の浜崎橋ジャンクション。これぞクール・ジャパン。これが橋をくぐると眼前に現れるのだから乗客皆大喜び。全員で2名だったけれども。

そして夜。







夜というだけで、何割かダマされているな!
今回のコースを夜に通ると、マンション広告のイメージ映像に夜景が使われるのがよく理解できる。暗い橋の下をくぐると眼前に光溢れるタワーマンションが現れるとか、しびれる。そりゃ「芝浦の島」で検索をしてみたくなる。

そうそう、夜の水路を行く際の特徴として、橋の下が暗いため昼間のように橋の構造に目がいかず、橋の上の交通の状況や橋の下から見える遠くの景色に注意が集まる、という点を今回実感した。橋の下の暗さが明るいところをより強調するというかなんというか。

このおかげで、夜の方が、船の動線が自動車や歩行者の動線と干渉することなく交わっていることを、より強く感じられるように思う。こうやって、普段経験している都市部を、そこに交わることなく眺めることができる、それも上空からではなくて下から、というのはとても楽しいので是非皆さん経験してみて頂きたい。

とても素敵な今回のクルーズであるが、欲を言えばもう少し時間が欲しい。例えば、10分長くしてレインボーブリッジ西側のループ橋の中に入ることができれば、クルーズの後半部分がより盛り上がるし、また例えば10分長くして要所でモノレール又はゆりかもめの通過を高架下で待機して眺めれば、ごく一部に大受けするだろう。料金が上がっても、それならば私は大満足だ。

さらに付け加えるならば、浜崎橋ジャンクションをもうちょっと強調したい。今回とは反対向きで浜崎橋ジャンクションの下に向かうのも魅力的であるし、浜崎橋ジャンクションの下をくぐって古川に少し入りJRと交差してみるのも捨てがたい。
ただ、いちいち停止したりUターンせずに淡々と水路を行くクルーズもそれはそれで魅力があって、盛り込みすぎるのもよろしくないし、悩ましいところだ。という夢想はこれぐらいにしておくべきか。

ともかく、このコースは再度乗りたい。
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夏のクルーズ第五弾「湯西川ダムとダム湖探検ツアー」

8月1日は、「湯西川ダムとダム湖探検ツアー」に参加してきた。


ダムのこんな場所(左下の白いツブツブが人間)や内部を見学した後は、

こんな水陸両用バスで、ダム湖をクルーズするという変わり種ツアーである。

正確には、この日のツアーではダム側の都合によりダム内部の見学ができなかったのだが、そのダムの都合というのがダム内部の一般公開イベントであったので、そちらのイベントでダム内部を見学してきた。おそらく見学の内容はツアーも一般公開イベントも同じであろう。

このツアーで見学するのは日光・鬼怒川の北側にある川治ダム。ツアータイトルだけ読むと湯西川ダムではないのかと思ってしまうのだが、川治ダム。湯西川(の)ダムとダム湖ツアーと解釈してあげるのが親切なようだ。
実は現在、湯西川ダムは作られていて、2012年の完成を目指している。そして湯西川ダムが完成したら、このツアーの舞台は湯西川ダムに移されるそうだ。ツアータイトルがややこしいのは、この将来の予定を見越して名称や印刷、塗装の変更を極力少なくするためかもしれない。邪推だろうか。

さてまずは、川治ダム。
ダムのてっぺん(天端と呼ぶ)と同じ高さにある管理棟から、エレベーターで60mほど岩盤の中へ下りると気温17℃の地下世界。


そこから歩いていくと、上の写真で示した、ダムの中腹に突き出たキャットウォークと呼ばれる通路に出ることができる。

上図右下から中央に向けて伸びるスケスケの通路がキャットウォークだ。
柵が低く頼りないわりには、説明係の人は結構放任で、ストラップなしでカメラを突き出そうが何も言われずとても快適。
ダムの内部を訪れるには、一般的に事前に管理事務所に見学のお願いをするか、年に数日ある一般公開イベントに参加する必要があるので、このようにツアーの一部として簡単に見られるのはとてもよい。
このツアー、空きがあれば道の駅湯西川で当日参加も可能である。休日の計画でダムに行こうぜ、なんて言っても周りが付いてこないでしょう?後述するバスと絡めてうまいこと誘い込んでいただきたい。

そして肝心のバス。

後部にこのようにスクリューが備え付けられている。上図は展示のためにスクリューを水上走航用の位置に降ろしているが、地上走行時には衝突防止のためスクリューは上方に跳ね上げられている。
この水陸両用バス、水上走航用と地上走行用とで別々のエンジンを備えており、単純に言えば、トラックに浮きを付けて、後部にエンジンとスクリュー及び舵を取り付けた構造となっている。したがって操作系も統一されてはおらず、水上走航用と地上走行用に独立して設けられている。

一見、普通の中・大型車両の運転席だが、右側に水上走航用の表示・操作パネル及び操舵用ハンドル、左手前に水上走航用エンジンのスロットルレバー(先端に赤い球体がついたもの)が後付けされている。

地上走行用の機構は、後から調べたところ、いすゞ・フォワードというトラックの低床4WD仕様を流用しているようだ。

エンジンとエンジンの駆動力を前輪及び後輪に振り分けるセンターデフと呼ばれる部分は、浮力を生み出す浮きの部分の中に納められている。水上航行時には、そこから先のタイヤまでの車としての構造部分は水中に没するようになっている。

軽く眺めた限りでは低床仕様ゆえの特殊な構造ではあるのだけれども、それは街中を走る市販トラックの仕様そのものであって、水中に没することを考慮した構造を見つけることができなかった。

当然、市販車ならば豪雨の中やぬかるんだ泥道を長時間走行しても致命的問題が出ないようになっているわけで、1日数時間だけ淡水に没するだけならば特殊な構造をわざわざ用意する必要がないということなのだろう。水中で動作させるわけでもないし。
よほどまめに注油しないと寿命は縮むように思うけれども、考えてみれば船としても車としても、法律上そんな地上走行用の機構部の完全な防水構造が要求されるわけではないので、余計なお世話だろう。

車内?船室内?はこんな。

窓がない。転覆時の乗客乗員の脱出を考慮すると窓を無くさねばならなかったようだ。なにか法規制があるのであろう。
今回、このバスに乗ってわかったのが、窓が無いとバスはとても爽快な乗り物になるということ。あの色付きの汚い窓がバスをつまらなくしているわけだ。最近、都心で屋根の無い観光バスを使ったツアーがあるようなので、日差しが弱くなったらそれに参加してみようと思う。

おお、バスはこうなっているのか。盛り上がりますな。
そしてダム湖クルーズ。バスが地上から湖に突入する瞬間、及びその逆の瞬間がとても面白い。大興奮だ。が、これは事前の知識なしで体験していただきたい。動画撮影したのだけれども、そういうのを見ないことをオススメする。

でも、ダム湖周遊はつまらない。ダムに近づくわけでもなく、どこかに取水施設が見えるわけでもない。というか、殆どの時間でダムは見えない。あらー鹿がいるわねーというぐらい。紅葉の季節であれば綺麗なのだそうだが、だってそんなの地上から見ても同じだし。

が、ともかく、バスが水面に突入するのが強烈なので、後は鹿ねー、紅葉綺麗ねーぐらいでもクルーズは十分楽しめるはずだ。それに加えてダム内部の見学ができるのだから、日光・鬼怒川方面へ訪れる際には、是非このツアーへの参加を検討していただきたい。山奥ではあるのだが、出発場所は電車の駅の近くであるので交通の便はよい。首都圏からであれば車でも電車でも日帰り可能だ。
posted by メカパンダ at 00:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月09日

夏のクルーズ第四弾「川崎工場クルーズ」

7月25日は、大山顕さん(Twitter ID:@sohsai)主催の「川崎工場クルーズ」に参加してきた。



今回は、こんな船で横浜から川崎あたりの工業地帯を巡るコース。

屋根有り/無しを選べるとは親切な船だ。

ベイブリッジ。

上図の主塔のところで橋桁の下にぶら下がっているのが、展望施設スカイウォーク。ここまで歩いていくことができる。すなわち、ここから先へは徒歩では進めない。だから展望施設。9月26日で営業終了なので、気になる人は急ぐべし。

大黒ジャンクション。


鶴見つばさ橋。

カッコイイ橋なのだが、車で渡る以外に陸からは近づけないのが残念。車で渡れば十分だろうとは言わないでホシイ。

工場は、まあいつもの。






港にある古い倉庫も渋くてイイと思う。




時間がとても良く、まだ明るい時間から夕暮れ、夜景まで楽しむことができた。おまけに満月に近い月も出てきて素敵。真夏に屋根無しの船に乗るなら、この時間帯しかあるまい、という感じ。






今回は船をチャーターして行われたが、工業地帯の眺めは今や川崎市イチオシの観光資源であるため、同様のクルーズは数多く行われている。関東を訪れた際には、是非参加してみてホシイ。景色の変化がめまぐるしく、物珍しいという観点だけでもかなり楽しめるはずだ。というかコレが退屈だったら、ダム湖周遊クルーズなんてどうやってやり過ごすというのか。

動画はこんな。
posted by メカパンダ at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月29日

夏のクルーズ第三弾「東京港クルーズ」

7月18日は、東京キャナルネットワークさん(Twitter ID:@tokyocanalnet)主催の「東京港クルーズ(お試しコース)」に参加してきた。



東京キャナルネットワークさんのクルーズは気になっていたのだけれども、今回初参加。
ナニが素敵って、この船。



座席数7。大型河川でやる筏レースに出てそうな、水面荒れたらコケそうなこの船で東京港を行くわけだ。

出発は浜離宮のそば。


浜離宮は堤防で囲われているので平和で快適そのものだったのだが、この日は風があり堤防から出たとたんに大荒れ。大荒れではないかもしれないけど、この船で特に船に乗り慣れない私からすれば大荒れ。潮かぶりまくりだ。これも小型で低い船の醍醐味ではあるのだけれども。

現在の東京って、海から見るとかなりキテる。




視界を遮るものがないだけに余計に強調されるのだろうけれども、


イロイロ高いものが立ち上がりすぎだ。




スカイツリーもイイのだが、右下の団地と給水塔もヨイな!


高いもの好きにはたまらないコースだろう。
だがこのコース。そんな都市景観だけではない。

ナニソレ。いや排水用の施設であろうことはわかるが、その屋根はなんだ。


ナニコレ。


豊洲大橋(手前)と晴海大橋(奥)。


有明ジャンクション。


ご存じ東京国際展示場。




東京港フェリーターミナル。


ケーソンドックと中央防波堤。背後の中央防波堤は、海抜ゼロメートル地帯の江東区に所属することになれば、区内で標高が最も高い場所となるらしい。




ケーソンドックで作られるケーソン。


まいどの東京港臨海大橋(仮称)。みんなで名前を考えて応募しよう。


若洲。


第五福竜丸展示館。


その他レインボーブリッジとか、見どころは多い。このコース、海から都市を眺めるといういわゆるよくあるクルーズコースとも言えるけれども、そんないわゆる都会的とはかけ離れた重厚長大な人工物である中央防波堤-東京港臨海大橋(仮称)-若洲の存在感がそこにさらなる彩りを添えているのが良い。もちろんこれらは都会だからこそ作られたものなのだけれども。

航路の幅が広いだけにそれぞれの見所から距離があるのは少々残念だが、誰もが景色の変化の様子を楽しめるコースではないだろうか。防水の双眼鏡があればなおヨイ。というか船に乗るなら双眼鏡は必須だと認識されたし。酔う確率も高くなるが。
posted by メカパンダ at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月21日

夏のクルーズ第二弾「東京静脈クルーズ」

7月10日は、野田真外さん(Twitter ID:@makoto9)主催の「東京静脈クルーズ」に参加してきた。



このクルーズは、川映像作家である野田真外さん監督の映像作品「東京静脈R」のDVD化、及び「東京静脈」の再販記念に行われたイベント「静脈列島LIVE01 -川から日本を見てみよう。」の第一部として行われたもの。クルーズの協力は、いつもお世話になっているBOAT PEOPLE Association(BPA)さん、船は、これまたいつもお世話になっている株式会社ジールさん。
船は当然屋根無しだ。

この船、椅子が新調されて、3人掛けの長椅子から1人掛けの椅子に変わっていたのが印象深い。このような改善を施すほど、この手の船が受けているということだろうか。これにより腰掛けている分には以前と比べものにならない程に快適になったわけだが、座面が背もたれに近づくほど低くなるタイプなので、乗客大興奮で頻繁に立ち上がったりする場合にはあまり向いていないとも言える。まあ、以前の3人掛けの場合は、端に1人だけ座ると倒れてしまうのでコレはコレで気を遣わなければならず一概にどちらが良いとは言えないのが悩ましい。

さて今回は、隅田川から亀島側を経由して日本橋川を遡り、神田川を下って隅田川に戻るという夢のコース。これらを通ると、日本橋、大手町、神保町、水道橋、御茶ノ水、秋葉原の近くを通過することになる。
日本橋川とは、川の名前はあまり表に出てこないけれども、首都高速道路が上空に架かっていて暗いとか景観がどうのとよく言われている川。日本橋上空に空を取り戻せ!みたいな話があるところ。
おー、なんか関東に来る前にも聞いたことある所ばかりじゃないか。私のような地方出身者はそれだけで浮かれてしまうのである。そこを川という路上の交通からは隔離された特殊な動線に沿って見上げるわけで、そりゃ楽しいに決まっている。

なお、日本橋から高架道路を取り除こうという話については、水辺を表とした街づくりをという理念には賛同できるのだけれども、水辺が裏である現状は現状で日本の高度成長及びモータリゼーションの開花を象徴する特別な景観なわけである。ある程度合理的な理由があれば無くすことに反対はしないが、江戸から続く東京の歴史とやらを大事にしたいのならなおさら、震災復興、戦後復興の結果である20世紀の東京の街づくりをもうしばらく楽しむ余裕があってもよいのではないだろうか。まだ関東大震災から100年経っていないわけである。もうしばらくすれば20世紀も歴史となってうまいこと咀嚼され、程よい解決案が出てくるかもしれない。

ともかくこの日本橋川からの眺め、川の上に架けたからこその高架道路が描く曲線や、そこに離合する経路の立体的な取り回し、幾何学的な高架道路の裏面に映りこむ川面に反射した日の光等々、そんなに捨てたモノではないというか、素晴らしい。








クルーズの様子は以下の動画に示す通り。


高架が素晴らしいと言っておいてなんだが、後半の高架のない神田川のように、都心において空がひらけて左右に緑が生い茂った渓谷(人工的なものだが)を船で行くのも素敵だ。下の鉄橋は、そんな人工的に深く掘られた地形に地下鉄が飛び出してきた部分で、地下鉄が川を渡っているわけである。地下鉄の下を船が通る。面白い違和感だ。






日本橋川では上空を高架道路に覆われてみたり、神田川では緑やビルに囲われた谷間を進んでみたり、で飽きることのないコースであった。また、これらとは比べものにならないほど川幅が広く波のある隅田川での景色や水面の急変もまた船だからこそ味わえる感覚だ。

そんな楽しいことずくめのこのコースは、所要時間およそ2時間。高架道路を無くそうと訴える傍らで細菌による河川浄化とか胡散臭いことを言っている人に耳を貸すのであれば、まあちょっとそんな酷いと言われる現状を確認しがてら日本橋川及び神田川を船で巡ってみてはいかがだろうか。もちろん屋根のない船で。屋根付きの船に乗って、やっぱり日本橋川は屋根があるから暗いねーなんて言っても説得力が無いではないか。
その結果、やはり頭上の高架道路が気に入らなくても良いのだけれども、そこで都市部の水路を船で行くことはなんか楽しい、と感じていただければこれ幸いである。


さて、「静脈列島LIVE01 -川から日本を見てみよう。」の第二部は、野田真外さんの映像作品の上映と、ゲストを交えたトークライブであるのだが、そのハナシはまた後ほど。
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2010年07月15日

夏のクルーズ第一弾「大阪都市河川クルーズ」

7月3日は、ひれちょさん(Twitter ID:@hirecho)、大山顕さん(Twitter ID:@sohsai)主催の「大阪都市河川クルーズ」に参加してきた。


毎度のことではあるのだが、物好きが集まって午前中は、りんくうジャンクションを眺め。

そして午後には、こんな屋根なしの船に乗って大阪の川を巡ってきたのである。


クルーズの様子はこんな。

素晴らしい。何が素晴らしいって、大阪ではこの観光目的のクルーズが毎日のように行われているという点。さすが水の都、八百八橋というところだろう。ただこれまで、いつか乗らねばとの決意とともに、日頃行われているクルーズは屋根付き窓付きの船が使われるという点に、個人的には少々引っかかるものがあった。それが今回、屋根無しの船をチャーターすると言うことで飛びついたわけである。ひれちょさん、大山さん、ありがとうございます。

たとえ今回のように雨が降ろうが、屋根無しであってこそ、橋や高架、ビル群が頭上に覆い被さってくるという都市部の水路の下から目線の醍醐味を満喫できるというものだ。もしちょっと都市部のクルーズって面白そうじゃないと思ったのなら、屋根の無い船を選んでホシイ。好き好んで屋根無しに乗るという馬鹿馬鹿しさ故の楽しさも加わってとても印象深いものとなるだろう。カメラで本気撮影をしようと思うのでなければ、100円均一のカッパ一つで(上下で200円だったりするが)雨は苦にならない。むしろ、装備があれば雨は楽しいという幼き頃の記憶を呼び戻す良い機会だ。化粧の落ちとか日焼けとか言われても困るけれども。

都市部における水路のナニがそんなによいのか、ということは、この次の週の東京でのクルーズイベントで話題になったので、そちらで書いてみようかと思う。いや特にたいそうな考えがあるわけでもないが。

ところで、今まで東京や横浜で経験した屋根無しの船によるクルーズと、今回の大阪のクルーズとでちょっと違うと感じたのが、乗客の立ち上がりっぷりである。東京では、見所が近づくと撮影したい人だけが遠慮がちに立ち上がるという感じなのだが、今回は、開始早々に皆総立ち状態となったのである。
この差は、両者で船の構造が少し違っており、下図のように東京の場合の方が周囲の柵が低くて頼りなく、不安を感じやすい点の影響が大きいだろう。また、大阪の場合は船上で自由に動けるだけの広さの余裕があったが、東京では少々窮屈であったことも大きい。

が、それに加えて、大阪ではガイドの方から事前に立ち上がっても良いとのアナウンスがあったこともそこそこ影響しているのではないかと思う。
もちろん、運転席の位置や柵の高さ等の船の構造の違い、人口密度の違いから、おおっぴらに全員同時に立ち上がって良いとは言えない場合もあるだろうけれども、立ち上がることを事前に承認することで乗客により高い視点の自由度を与えてよりクルーズを楽しませる、という観点を東京の場合にも導入できたら良いのではないだろうか。



さらに余談になるが、今回、船にカメラをくくり付けて自動的に撮影させておけば、自分は手ぶらで楽ちんジャナイカ!と喜び勇んでそれを実践してみた。その結果が上の動画だ。が、その出来はちょっと残念と言わざるを得ない。動画をみるとわかるのだが、結構な割合で像のブレが生じているのだ。これは、船内機だろうが船外機だろうが、この手の船はエンジンの影響によって船体が細かく振動するからではないかと思われる。車にカメラを固定する場合とは、ちょっと勝手が違うようだ。
次回は何か対策を考えねばな。というか次回か。そう、今後大阪で屋根無しクルーズがあるのであれば、それに参加せねばなるまい。
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2010年06月18日

明石海峡大橋ブリッジワールド

かなり前だけれども、4月24日は明石海峡大橋の主塔に登ることのできる「ブリッジワールド」に参加してきた。主塔とは、吊橋のロープを持ち上げている塔のこと。

明石海峡大橋は、全長およそ4km、2つの主塔の間の距離がおよそ2kmの吊橋でともかく大きい。見た目のバランスが気に入らなかったりするのは個人的なハナシ。なんか気に入らないのは、あまりに長大な橋なので長さ高さ構成部材の太さが見慣れない比率で組まれているからなのだろうか。同様に、世界最長の斜張橋とかアーチ橋も、そりゃないわーという感じで正直ひく。

さて、このツアー、橋に入る前に「橋の科学館」で建設過程のビデオを見て、さらに展示を見ながら説明を受ける。
この展示がすごい。カッコイイ。










これなんか動くんだぜ?

実験等に用いられた物もあるのだけれども、展示のためにここまでやるか、という精巧さだ。だったら通行料安くしろよとか言ってはいけない。素敵じゃないか。橋の科学館単独でも訪れる価値がある。

さて、本番の橋だが、まずこのアンカレイジと呼ばれるコンクリートの建造物から上に上がり、そして左の方に伸びている橋桁の中にある点検用通路に進むわけである。

ちなみに、上図の少し盛り上がった芝生のある所は人工地盤で、その下が駐車場になっている。いろいろスケールが大きい。

点検用通路はこんな。これが4kmも続いているんだから恐るべし。床はグレーチング(と呼ぶべきか?要はあみあみ)で、足の下の海面がよく見える。

何故こんなに広いのかというと、自動車が通行できるようにするためだ。保守点検を行う人はアンカレイジから車に乗って作業に向かう。すなわちアンカレイジの中には車両を運ぶエレベータもあるわけだ。金かかってんな。

そして、エレベータで高さ300mの主塔に上がるとこんな。

このエレベータがちょっと特殊で、ビルのもののように一気に上がるのではなく、途中で一端止まって少し横に動いた後にまた上昇する仕組みになっている。これは主塔の柱の部分の軸方向と重力方向とが平行でないため、中に一本の垂直なエレベータ用通路が設けられないためだそうだ。もちろん柱を太くすれば、真っ直ぐにエレベータ用通路を設けることができるわけだが、それこそ金の無駄遣いというものだろう。ともかく、横に動くエレベータというのは面白い。

主塔の上とか中もすごいのだけれども、これだけ長い橋であると温度変化による伸縮量も大きいので、桁と桁との間のつなぎ目の部分のそれに対応するための構造もたいそうなものになっている。



そうそうみんな、落橋防止装置もいいけど、伸縮装置にも着目してみよう。伸縮装置とは、桁の伸縮や移動が発生しても路面を連続かつ平坦に保つためのものだ。
明石海峡大橋の場合、これが巨大なリンク構造になっている。


こうやってみると、結構怖いところ歩いてますね。

高いところが苦手でなければ、日頃経験しない場面が次々と現れるので橋に興味が無くても楽しめるイベントであるように思う。冬期以外は定期的に開催されているので、神戸近辺に訪れた場合には是非参加してみていただきたい。
ちなみに、説明で用いられた映像のDVDが貰えたりしてお得感が増す。

posted by メカパンダ at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月04日

ペンタックス パピリオ 6.5x21

現在手持ちの双眼鏡(倍率10倍)よりももうちょっと倍率が低くて小型軽量のものが欲しいと思っていたところに、下記レビュー記事を見かけ、
 「やじうまミニレビュー - ペンタックス「パピリオ 6.5×21」 - 家電Watch
距離50cmという至近距離までピントを合わせられるところが面白いと思い、飛びついて買ってきた。
例えば、前から持っている双眼鏡は5mぐらい離れないとピントが合わないので、用途は遠景を拡大して見ることのみに限られる。まあ、本来の使い方なわけだけれども。

が、こいつで50cmまで近づいて見ると、こんなふうに見えるのである(1万円札)。

虫眼鏡を使っているように見えるけれども観察対象と距離をとれるという、面白い使い方ができる。大げさに言えば双眼の実体顕微鏡を持ち歩けるとも言える。

逆光に弱い感じはするけれども、一芸に秀でたなかなか素敵なコンセプトの製品であるように思う。
posted by メカパンダ at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月02日

鹿島の春ツアー

5月30日は、大山顕さん(Twitter ID:@sohsai)声掛け、アオキエリさん(同:@errie)仕切りで行われた「鹿島の春ツアー」に参加してきた。



 -このブログ更新をサボっていた間にいくつかイベントがあるのだが、それはさておく-

成人34名からなる#ksmtour御一行が、

バスを貸し切って鹿島の工業地帯を見に行ったのである。

ちなみに、#の後に続く英数字からなる文字列は、WebサービスTwitterにおいてハッシュタグと称されるもので、共通の話題について発言する際にその発言に付すものだ。

こうやって成人の同好の士だけでバスを貸し切るというのは、まあ、俳句同好会で奥の細道に行くみたいな状況なわけである。今ここに、テクノスケープ鑑賞は俳句に並んだわけだ。

旅程上は敬老会でもやりそうな内容で、
道の駅に寄っては屋台で買い食いし、

遊覧船に乗り

展望台から眺め、

公園でくつろぎ、

車中で飲みながら帰ってきたわけだ。


が、みよ、彼らの眼差しを。その姿勢を。









芸術家ですね。カッコイイですね。ここで一句どころじゃないクールさですね。
鹿島港周辺には、コレだけ人を惹きつけるものがある。
ホント、以下の写真は狙ったわけではなく、そこにはこのような風景しか存在しないのだ。

皆様も是非、自らのテクノスケープ耐性を調べるべく訪れみていただきたい。
絶対好みが分かれるから。二度と来るか、みたいな。





ともかく、大山さん、アオキさん、楽しい旅行をどうもありがとうございました。
posted by メカパンダ at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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