2013年09月16日

立山トンネルウォーク&黒部ダム内部見学ツアー

2013年9月8日からの1泊で立山黒部アルペンルートで行われた、トロリーバス用の立山トンネルを歩き、黒部ダムの内部を見学できるツアーに参加してきた。

このツアーは、立山町や立山町観光協会が企画し、観光庁の「官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業」に選定されたモニターツアー。
星に一番近い駅 もうひとつの立山がそこにある!」と称している。

日程は、1日目夕刻に立山トンネル内を歩き、その後ホテル立山で夕食及び宿泊、2日目午前中に、黒部ダムの内部を見学して解散というもの。

ちなみに立山トンネル内を歩くツアーは、2011年の立山黒部アルペンルート開通40周年のときに行われたことがあるようだ。黒部ダムの内部見学は、黒部ダム完成50周年記念として今年に入って何回か行われている。

さて、ツアーの様子。
1日目。
16時に室堂駅集合の後、トロリーバスにて大観峰駅へ。トロリーバスの営業終了後の立山トンネル内およそ4kmを、所々立ち止まってガイドさんの説明を聞きながら1時間半をかけてゆっくりと歩く。

まあ、歩くだけなんです。立山トンネル入口。


今は使われていない雷殿駅。

鉄道関係に詳しい人だと、ガイドさんの説明以外にもいろいろ見るべきところがあるんだろうなあと思いながらずんずん歩く。

しばらく行くと、緩いクランク状に屈曲した部分が現れる。

ここは難工事を極めた破砕帯の手前で、計画では真っ直ぐ掘るはずだったのだけれども、掘りやすいところを求めた結果、このように屈曲したとのこと。

その破砕帯の箇所は、照明が青くなっている。

この距離を掘り進めるのに、13ヶ月かかったということである。

破砕帯を過ぎると、トロリーバスがすれ違う場所に出る。

ここは立山の峰というか尾根というか、の直下でもあるそうだ。奥の青いところが破砕帯の箇所。

さらに歩いて、室堂駅に到着。立山町のらいじぃが迎えてくれた。

ちなみにらいじぃ、その体格から立山黒部アルペンルートで乗れない乗り物があるそうだ。立山町から黒部ダムまで行けないらしい。

この後は、室堂駅直結のホテル立山で一泊。


2日目。
黒部ダムへ。

関西電力の人の説明を受けながら、ダムの上から中へ移動。関西電力のマークはボルトのVとアンペアのAの組み合わせなんだそうだ。

旅行の説明には、監査廊というダム本体の内部に作られている通路を訪れるとはあったが、さらにキャットウォークに行けるという。これは嬉しい。
キャットウォークというのは、下の写真において、ダム本体の下流側の切り立った面に沿って張り付いている水色の通路。


金属探知機を用いた検査を受けた後に、エレベータでダム本体の一番上の部分から中程の高さにまで下りて監査廊に入るのだけれども、監査廊は撮影禁止。幅1.2m程の狭い通路で、ダム本体の湾曲に沿って滑らかに曲がってるわけではなくて、短い直線を繋いで作られている。型枠の細さとか古い感じ。

そして、ダムの左右の中央ですよというところで、命綱をつけてキャットウォークに出ると。
黒部ダム キャットウォーク
どどーん。
うおおお、放水してるところの真横じゃないですか。水かぶり席。

これはよい場所だ。ダム好きじゃなくてもお金取れる。
頻繁に見学会を行うわけには行かなくても、ここからの眺めをWebでライブ中継ぐらいして欲しい。高解像度で。

と、ダムの見学が終わったところで、ツアー担当の方からの
「黒部ダムは長野県ではなく富山県にあります。」
との言葉でもって解散。なお、ここから室堂駅に戻る運賃はツアー費に含まれている。


大都市圏発着1泊2日の今回の行程のパッケージツアーとなると、トンネルとダムしか見ないわけで手を出しにくいと感じる人が多いと思うのだけれども、現地集合解散ならば他の目的地を含む個人旅行に組み込みやすい。今回のような感じで、現地発着の特殊な場所を訪れるツアーが増えて、かつその情報が広く知れ渡るようになると良いなと思う。

話は逸れるが、ツアー会社のWebサイトにおける各商品への辿り着き方というのが独特で、あれは一種の検索除けになってしまっているのではないだろうか。ふるい落としをしたいという意図があるのならば仕方がないが。

今回のツアー、室堂駅集合解散で、オプションとなる黒部ダム内部見学を含めて1人26,000円〜という価格は、夏山と紅葉の間の隙間とはいえホテル立山の1泊2食付きであると考えれば安い。
今回はモニターツアー故の安さなのだろうけれども、アルペンルートの営業が終わらないとトンネル内は歩けないのだから、現地で1泊はしなければならないわけで、開催側にも得るものはそれなりにあるのだろうし、なんとか価格を抑えて次回以降も開催して欲しいものだ。ダムとか鉄道が好きな人に対する魅力は大きい。


posted by メカパンダ at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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