9月10日。まずは旭川に近い忠別ダム。
2006年完成とまだ新しい、重力式コンクリート形式とロックフィル形式の複合ダムだ。新しいダムらしく周囲は至れり尽くせり。

柵を乗り越えるときは図のように西部警察のように乗り越えるべし。人生かくありたいものである。

端まで行って帰ってくると1.7km程歩くことになる。

もちろん歩く。ここで材質が変わるぞ、なんて親切表示も新しいダムらしい。言われなくてもどう見ても誰もが気付くはずなんだけど、謳わずにはいられない情熱が新しい。ダムのこれからあるべき姿なのだろうか。

中央地点も声高らかに。

ともかく散歩にはよろしいかと思います。

ここまで道内を順当に北上してきたのだが、この後の天気予報は南東の方が良さそうであったので旭川から南下を開始。
途中で旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群を見る。
第五音更川橋梁(近代土木遺産、国指定登録有形文化財)

この橋梁群。場所がわかりにくいのだが、一昨年に訪れたときにはなかった案内板等が整備されていた。駐車スペースも各ポイントに設けられていて、訪れる人が増えつつあるようだ。北海道遺産に選定された効果らしい。

第三音更川橋梁(近代土木遺産、国指定登録有形文化財)


そして、この橋梁群の中で最も有名なタウシュベツ川橋梁(近代土木遺産)
下図は一昨年の同時期の写真。

さて今年は...
?

!

ほとんど沈んでいた。湖面上の白っぽい棒みたいのが橋のてっぺんだ。
本来この時期はダム湖の水位が高いのでこうなってしまう。一昨年が例外的だったのだ。

初めてタウシュベツ川橋梁を訪れる場合には、時期を気をつけていただきたい。湖面上への現れ具合の近況は
NPOひがし大雪アーチ橋友の会のWebサイトで確認できる。
もう一点気をつけるべきこととして、今年からタウシュベツ川橋梁に近づくための林道の一般車両の通行が禁止されたようだ。私も現地でがっくり。

今年の写真が、ダム湖を挟んで遠くから眺めた状態であるのはこのためだ。
近づくには見学ツアーに参加するか、林道を片道4kmほど歩く必要がある。熊出没注意。
林道は未舗装であったが、危険な場所はなかったように思う。交通量が多くなれば事故だけでなく林道整備の費用も増えるであろうから致し方ないのかもしれないが、残念だ。良い方向に捉えれば、立ち入り禁止の橋の上に気軽に上るような人物を、この貴重な橋から遠ざけることができると言えるのだけれども。
対岸の展望台で「橋はどこですか」と老人に尋ねられたときには、北海道遺産と称して観光地として表に出している割には観光客に対して酷な仕打ちだなと感じた。
posted by メカパンダ at 00:08|
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